新興国で苦戦する大手日系企業

日本企業:新興国への進出状況

日本は人口減少により、生産力が大きく低下しているため、経済成長が懸念となっています。
また、総務省の推計により、日本の生産年齢人口(15~64歳)が大幅に減少しており、直近では8,000万人割となりました。
そこで、経済成長を維持するためには、海外市場、特に今後の成長余力が大きい新興国へ事業を展開する事が、日本企業における課題の一つであると認識されつつあります。

現在、日立やパナソニック、ソニーなどの世界企業と言われる一部の大手トップ企業が海外に進出しています。しかし、トップ企業でさえ、その進出は欧米等先進国に限られ、アジアを含む新興国市場においては、現地企業や海外の多国籍企業と比較すると、日本企業の市場シェアは依然として低迷しており、必ずしもうまく行っていません。 新興国の各事業分野において、上位を占めている日本企業は非常に少なく、日本の中堅・新興企業はさらに新興国市場への進出に難儀している状況です。

新興国展開の4つの課題

日本企業は新興国に展開する必要性を認識し、続々と展開をしていますが、当地域での成功を達成できる企業は僅かと言えます。
各分析によると、日本企業が新興国に展開する際、主に以下4つの課題に直面します。

 1.ハイエンド市場を重視
 2.M&A以外の進出方法に注力
 3.先進国に偏った投資方針
 4.現地人材のマネジメント不足

日本企業は多国籍の企業を勝ち抜き、新興国で成功を収めるために、この4つの課題を乗り越えなければなりません。

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